2020/03/25 15:30

当店は日高みついし昆布の専門店です。

産地によって、昆布の味や用途が違うのはご存知の方は多いと思いますが、

同じ日高みついし昆布でも、等級や部位によって味は違います。

今回は、お出汁をとるのにおすすめの根昆布と1等級2等級の昆布、2種類の昆布について
ナナクラ昆布がおすすめするお出汁のとり方をご紹介したいと思います。

【根昆布を使った煮干しの合わせだしの作り方】

ナナクラ昆布がご紹介するお出汁は毎日のお料理がおいしくなるお出汁をご紹介しています。

まずは根昆布から。
ナナクラ昆布の根昆布はこちらhttps://nanakurakomb.thebase.in/items/15008683

【材料】
水1リットル
根こんぶ2枚(2リットルの場合は3枚)
煮干し20g(2リットルの場合は30g)

①根昆布は直火で軽く焦げ目がつくくらい炙る。
軽く煙があがり、香ばしい香りがたつくらいです。時間にすると3秒ほど。

②ボトルに水と炙った根昆布・煮干しを投入して一晩水出しします。

※この時、煮干しの頭とハラワタは処理しなくても大丈夫です!



③一晩水出ししたものを鍋に投入します。

※この水出しだけでもかなりおいしいです!




④水出しした根昆布だけ、鍋に戻します。
煮干しはこの時点で取り除いてしまいます。煮干しも火にかけたいときは、水出しの時点で頭とハラワタを処理してください。



⑤まずは強火でお鍋の温度を上げてから、沸騰直前で弱火にします。

弱火にしてから、蓋を閉めずに5分〜15分ほど煮出します。時間が経つにつれて昆布の味が濃くなってくるので、何度も味見をしてみましょう。自分のお好みの味になったら火を止めてください。
※蓋をして火をかけると温度が上がりすぎるので気をつけましょう。20分以上煮出すと、えぐみが出てくるのでなるべく15分以内で火を止めるのがおすすめです。


⑥火を止めたら昆布を取り出し完成です。


煮干しや炙った昆布の破片が浮いてしまうので、これが気になる方はこの時点で濾してください。
粗熱をとり、またボトルに入れていろいろなお料理に活用してください。
要冷蔵で3日間で使い切るのを推奨します。自己責任であれば5日くらいまではセーフですがあまりおすすめしません。

万能調味料と言っても良いこのお出汁ですが、お酒やみりんを回しかけるようになんでも使えます!

根昆布はあまりえぐみが出づらく、甘みのあるのが特徴です。
もっとも栄養価が高くうまみも凝縮されてますが、等級の高い贈答用の昆布と比べると安価で販売していることも
多いですし、根昆布にももちろん等級がありますが、あまり味が左右されないのでおすすめです!

その他に、

1等2等昆布を使った合わせ出汁のとり方https://nanakurakomb.thebase.in/blog/2020/03/25/161647
カツオ出汁のとり方https://nanakurakomb.thebase.in/blog/2020/03/25/163200

をご紹介しておりますのでこちらもぜひ!


ナナクラ昆布ではお出汁講座も開催しております。
出張講座も承っておりますのでぜひお声がけくださいませ。
https://nanakurakomb.thebase.in/