昆布は古くから様々な縁起物として重宝されてきました。その理由は、昆布にはぴったりの縁起の良さがあるからです。
【昆布=「ひろめ」結婚式の引き出物に】
その昔、昆布は「ひろめ」と呼ばれていたことから「ご両家の結びつきが、より広まるように」と願いを込め、結婚式での縁起物として引き出物に活用されています。
【結納には子生婦(こんぶ)がおすすめ】
昆布の繁殖力の強さから、"よい子が授かりますように"と子生婦(こんぶ)が結納の席に用いられるようになりました。出産祝いや安産祈願にもぴったりですね!
【勝って喜ぶ!戦にも登場した昆布】
戦国時代、昆布=よろこぶの語呂合わせから、「勝って喜ぶ」と縁起を担いで武士たちの間で常備食となっていました。また、妻が戦に出た夫の無事を祈り食べることもあったそうです。
日高昆布は「出汁によし食べるによし」の万能昆布と言われています。 お出汁は磯の香りを感じ、また、合わせた素材の味を邪魔することなく 引き立ててくれます。食べたときには、肉厚で食感が口当たりよく、 ほどよい塩味がポイントです。特に煮物にしたときには味がよく染みて 食べ応えのある一品に仕上がります。